💡 この記事でわかること

  • 同一県内から1,000km級まで、距離別の陸送費の相場レンジ
  • 軽・普通車・大型商用車の料金差と、割増が乗る条件
  • 港ヤードの保管料や待機が陸送費に含まれない理由
  • 船積み日から逆算した手配の順番と陸送日数の目安
  • 粗利から見た仕入れ距離の判断基準と単価の下げ方

仕入れた車を輸出港まで運ぶ。この陸送費は、結局のところ距離でほぼ決まります。同一県内なら1万円台から、1,000km級なら8万〜15万円前後が目安です。

ただ、港渡しの見積もりは国内納車とは読み方が変わります。「港まで運ぶ運賃」と、港のヤードに入ってから発生する費用は、別の勘定になるからです。

この記事では、車の陸送費の相場を距離別に整理します。そのうえで、港まで運ぶ場合の陸送日数、料金が跳ねる条件、1台あたりの粗利から見たコストの落としどころまで書いていきます。

車の陸送費、まず結論から

距離別のざっくりした金額感

普通車1台を積載車(キャリアカー)の混載便で運ぶ場合、同一県内から隣県までで1万円台〜3万円台。300〜500kmの中距離で3万〜7万円台。関東から九州のような長距離になると8万〜15万円前後です。

この金額は市場の目安で、幅があります。同じ区間でも、業者の帰り便に乗せられるかどうかで1〜2万円は動きます。逆に言えば、こちらの日程を少し緩めるだけで下がる余地があるということです。

複数台の車を同時に運ぶ

見積もりを見るときは、金額の絶対値より先に確認することがあります。どこからどこまでの作業が入っている見積もりなのか、これを先に揃えてください。ここが揃っていない見積もりを何社並べても、比較になりません。

実務でよくあるのが、見積書の「運賃」と別に、積み込み・積み下ろしの作業費が立っているケースです。これに気づかず総額だけを見比べると、あとから数千円〜1万円の差が出てきます。比較そのものをやり直すことになり、手配も一日遅れます。

納車費用との違い、ここで線を引いておきます

販売店の社長なら感覚でお分かりだと思いますが、念のため線を引いておきます。納車費用は陸送費だけではありません。洗車・仕上げ、燃料、登録や名義変更の手数料が乗ってきます。

輸出に回す車の場合、この納車費用に含まれる項目のうち、仕上げや登録関連はそもそも不要になったり、輸出抹消の手続きに置き換わったりします。国内小売の原価表をそのまま流用すると、要らない費用が乗り、要る費用が抜けます。

つまり、輸出前提の車を港へ送るときに払うのは「純粋な陸送費+ヤード側の費用」です。国内納車の見積もり感覚で予算を置くと、ヤード側の費用を忘れて粗利計算がずれます。1台で数千円のずれでも、月に10台動かせば見過ごせない額になります。

手元の在庫を海外に出すとして、どの港へ、いくらで運ぶのか。ここが見えないまま台数だけ増やすと、忙しいのに手残りが薄い状態になります。海外販売を検討している段階でも構いませんので、気軽にご相談ください。在庫車両の輸出可能性の診断もお受けしています。

中古車輸出の無料相談|UCARWORLD BIZ

ここからは、距離帯ごとの相場を具体的に見ていきます。輸出の段取り全体を先に押さえたい方は、中古車輸出ビジネス完全ガイドも合わせて読んでください。

距離別の陸送費相場を表で見る

距離別のレンジを表にしました。すべて1台あたりの目安で、混載便を前提にしています。

距離帯軽自動車普通車大型SUV・ミニバン・商用車
同一県内〜隣県(〜100km級)1万円台〜3万円台1万円台〜3万円台2万〜4万円台
中距離(300〜500km級)3万〜6万円台3万〜7万円台5万〜10万円前後
長距離(1,000km級)7万〜13万円前後8万〜15万円前後10万〜20万円前後
海上を挟む(北海道・沖縄・離島)5万〜13万円台6万〜15万円台別途見積もりが基本

同一県内から隣県まで

この距離帯は、運賃の中身がほぼ人件費と積み降ろしの手間です。距離が半分になっても料金は半分にならず、下限が張り付きます。

「近いから1万円切るでしょう」と思って交渉しても、まず通りません。値切るより、同じ方向へ出す車を1台足して2台で頼んだほうが、1台あたりは下がります。

300〜500kmの中距離、ここで差が出ます

いちばん見積もりの差が出る距離帯です。混載便に乗るか、単独で走らせるかで倍近く変わることがあります。

軽自動車と普通車の差は、この距離でもそれほど大きくありません。積載車のスペースは「台数」で切られているからです。一方、大型SUVや2m超の商用車は1.2〜1.5倍の割増が普通に乗ります。

ここを読み違えると、商用車の仕入れで計算が崩れます。海外で強いのはハイエースクラスや軽トラック、トラックといった商用車ですが、車体が大きいほど国内の陸送で削られます。車両価格の安さに引っぱられず、運賃込みで並べ直してください。

1,000km級の長距離

長距離は、途中の中継ヤードで積み替えが入る前提のスケジュールになります。1台を1台の積載車で端から端まで走らせるのは、料金的に合いません。

積み替えが入るということは、車の乗り降りが増えるということです。ローダウン車や下回りが低い車は、この工程で傷が出やすいので事前に伝えておいてください。エアロが割れてから「言ってなかった」となると、どちらの負担かで話が止まります。

海上を挟む場合(北海道・沖縄・離島)は先に知っておいてください

北海道や沖縄、離島が絡むとフェリーや内航船の運賃が乗ります。軽自動車で5万〜13万円台、普通車で6万〜15万円台が目安です。

本州から沖縄本島までで6万〜8万円台、宮古・石垣まで行くと8万〜13万円台まで上がります。ここで効いてくるのが「港間か、戸口までか」の違いです。

港間輸送なら安く済みますが、発地側と着地側の陸送を自分で手配することになります。総額で比べないと、安いほうを選んだつもりで高くつきます。

陸送費の中身、何にいくら払っているのか

運賃と手数料の内訳

陸送費の内訳は、人件費、燃料費、高速道路料金、積み降ろし作業費、車両保険料。この5つでだいたい説明がつきます。

燃料費が上がった局面では、燃料サーチャージのような形で上乗せされることもあります。見積もりの内訳に項目が立っているか、運賃に溶け込んでいるかは業者ごとに違います。継続的に頼む相手なら、どちらの建て方なのかは最初に聞いておいたほうがいいです。

積載車1台に何台積めるかで単価が決まる。実はここが大事です

ここが陸送費の構造の核心です。積載車1台に積めるのは、車格によって4〜6台。運行に必要なコストを、この台数で割ったものが1台あたりの単価になります。

だから満載に近づけば単価は下がり、1台だけ単独で走らせれば単価は跳ね上がります。「安くしてほしい」と言うより「この便の空きに乗せてほしい」と言ったほうが話が早いのは、この理屈です。

ミニバンや大型SUVばかりを頼むと、同じ積載車に載る台数が減ります。だから車格で割増が付くわけで、業者が意地悪をしているわけではありません。構造が分かっていると、交渉の落としどころも見えてきます。

どこまで含むかは業者ごとに違います

同じ金額でも、デポ渡しか戸口配送かで実質の価格は変わります。デポ渡しは業者の拠点で引き渡す形で、配送1回分の手間が省ける分だけ安くなります。

港渡しの場合、ヤードのゲート前で降ろすのか、ヤードの指定区画まで入れるのかで作業量が違います。「港まで」という言葉は、業者と自分で指している場所がズレやすいところです。住所と区画名まで詰めておいてください。

ゲート前で降ろされた車を誰が区画まで入れるのか。ここが決まっていないと、当日に人を1人出す話になります。1台なら笑い話ですが、5台まとめて起きると半日つぶれます。

茶谷's POINT 陸送の見積もりは、車種で結構変わります。ダンプトラックだと二倍程度価格が違う場合もあります。特に背高や長さのある車両は、いつもお願いしているところ!で済ませず、複数見積もりを取るのをおすすめします。
茶谷's POINT

この条件が付くと料金が跳ねます

割増になる条件は、だいたいパターンが決まっています。見積もり依頼の時点で全部申告したほうが、あとで揉めません。

  • 不動車・車検切れ・ローダウン車:通常料金の1.2〜3倍。ウインチで引き上げる作業が入り、積載車の選定も限られます。不動車の陸送を「動かないだけ」と軽く伝えると、当日に断られて1日空きます。
  • 全高2m超の商用車・トラック:そもそも普通の積載車に載りません。自走で回送するか、専用の車両を手配することになります。建機やダンプは重量の制限も効いてきます。
  • 重量超過・特殊架装車:クレーン付きやウイング車のような架装がある車両は、通常の積載車では対応できず、専用車両の手配で割増になります。
  • 繁忙期と日時指定:2〜4月と年末は、国内の納車需要で積載車が埋まります。料金が上がるだけでなく、希望日が取れません。
  • 積載車が入れない立地:狭い路地、高さ制限、時間帯制限。積載車は全長12m級になるので、近くまでしか入れず自走で回送する手間が発生します。

チャーター便がいちばん高くつくのは、1台分の運行コストを丸ごと1台で負担するからです。日時を1日でも動かせるなら、混載便の空き待ちに切り替えるだけで数万円変わります。

逆に、船積みに間に合わないほうが高い場面もあります。そのときは迷わずチャーターを使ってください。判断の基準は、次の配船まで待つ日数と、その間に寝る資金です。

港渡しで頼むとき、どこまでが陸送費なのか

主要な輸出港と得意な仕向地の違い

日本の主要な輸出港には、それぞれ得意な仕向地があります。横浜港はロシア極東向けの中古車貨物が厚く、東日本の在庫を横浜へ集めると混載便が組みやすくなります。

名古屋港は中東・アフリカ向けの商用車やトラックの取り扱いが多く、全高2m超の車両でも専用ヤードが整っている分、搬入の手間が少ない傾向があります。アフリカ向けは商用車と実用セダンが軸で、色も白やシルバーのような無難な系統が動きやすい市場です。

博多港は韓国・東南アジア向けの航路が強く、九州エリアの在庫なら陸送距離そのものが短く済みます。大阪・神戸港はアジア全域への航路が幅広く、関西圏の在庫の集約先として使われることが多いです。

ヤードには受入曜日と時間帯がある。早着すると保管料が出ることもある

仕入れる車の仕向地がある程度見えているなら、どの港へ集めるかを先に決めておいたほうが、陸送費の単価は下がります。港をまたいで小口で出すより、1つの港にまとめて混載便に乗せるほうが、結果的に総コストは安く収まります。

ここは仕入れる車種の判断ともつながります。たとえば製造年の制限が厳しい市場では、狙える玉が最初から絞られます。スリランカ向けの軽自動車需要と年式制限は、その典型なので目を通しておいてください。

港ヤードまでの運賃と、ヤード側で発生する費用は別物

ここを混ぜて考えている社長さんは、けっこう多いです。陸送業者に払うのは、ヤードのゲートまで運んで降ろすまで。そこから先はヤード側の条件で動きます。

ヤードには受け入れ可能な曜日と時間帯があります。船積み予定日より早く着けば保管料が発生することもあるし、逆に受け入れ枠が埋まっていれば待機になります。

この保管料と待機分は陸送の見積もりには入っていません。1台なら誤差でも、10台まとめて早着させると効いてきます。「早めに出しておけば安心」が、そのまま請求書になって戻ってくる形です。

船積み日から逆算した手配のしかた

組み立ての順番は、船積み日を起点にします。船積み日の何日前までにヤード搬入が必要か、その搬入日に間に合う陸送の出発日はいつか、という順で押さえていく形です。

長距離なら陸送に数日、繁忙期ならさらに数日。この余裕を持たない手配が、いちばん事故ります。

船積みに間に合わなければ、次の配船まで待つことになります。輸出抹消や書類の日付との整合、ヤードの保管料、バイヤーへの納期の説明。1本落とすだけで、この3つが同時に降ってきます。

書類側は、陸送より前の段階でつまずくことがあります。所有者の欄が自社になっていない車は輸出抹消で必ず止まるので、所有権留保の車の見分け方を先に確認しておいてください。通関の手続きそのものについては、税関の公式サイトに案内が出ています。

自走不可の車両を港へ入れるときの選択肢

車検切れの車を港へ入れる方法は2つです。積載車で運ぶか、仮ナンバーを取って自走で回送するか。

仮ナンバーは自賠責の手当てと役所での手続きが必要で、有効期間も限られます。近距離なら自走のほうが安く済みますが、長距離だと運転者が長時間拘束され、高速道路料金と帰りの交通費も乗ってきます。

人を1日使う計算をすると、積載車と大差なくなる距離が出てきます。自社スタッフの時間を無料と数えるから自走が安く見えるだけ、という場面は珍しくありません。

もうひとつ、ヤード側が自走不可車の受け入れに条件を付けている場合があります。押し込みの人員手配が必要になることもあるので、搬入前に確認しておいてください。

陸送日数の目安と、遅れる理由

距離別の日数目安

陸送日数の目安は、集荷日を起点に考えます。

距離帯集荷から到着までの目安
同一県内〜隣県当日〜2日
中距離(300〜500km)2〜4日
長距離(1,000km級)4〜7日
海上を挟む場合上記に2〜3日上乗せ

これは輸送そのものの日数です。依頼から集荷までの待ち日数は別に見ておいてください。ここを足し忘れると、机上では間に合う日程が現場では間に合いません。

中継ヤードでの積み替えで1〜2日延びる

長距離便は中継ヤードで積み替えます。次の便に乗るタイミング次第で、そこで1〜2日寝ることがあります。

繁忙期はこの待ちが伸びて、全体で2〜3日延びるのが普通です。2〜4月に長距離を頼むなら、最初から余裕を足した日程で組んだほうが安全です。

天候・船の運航スケジュールを甘く見ないでください

離島や北海道が絡むと、フェリーの欠航リスクが乗ります。台風シーズンは1便飛ぶだけで数日ずれます。

海外のバイヤーは、船積みスケジュールをかなり細かく気にします。陸送の遅れで配船を1本落とすと、バイヤーへの納期連絡をやり直すことになり、信用に響きます。

特にリピートで取引しているバイヤーほど、「言った日に船に乗るかどうか」を見ています。陸送に余裕を持たせておくのは、コストの話だけでなく営業の話でもあります。

希望日があるなら、早めに枠を押さえてしまってください。陸送は「空いている便に乗せる」商売なので、直前依頼は高く、遅いという二重の不利になります。

1台あたりの粗利で考える陸送費の圧縮

港から遠い仕入れは何円分のハンデになるか

仕入れの検討は、車両価格だけで見ないほうがいいです。車両価格+陸送費+海上運賃の総額で並べると、順位が入れ替わることがあります。

港の近くで仕入れれば陸送費は2万円前後。1,000km離れた場所なら10万円前後。同じ車なら、この差額はそのまま粗利から抜けていきます。

落札価格が5万円安いから遠方で買う、という判断は、陸送費8万円の前では成立しません。相場を頭に入れておくと、入札の上限額を決める段階で使えます。

そもそも海外向けの値付けは、仕向地の店頭価格から運賃と諸費用を引いた残りで決まります。この組み立ては輸出買取の提示額と国内相場の差で詳しく説明しているので、上限額の決め方に悩んでいる方はそちらを読んでください。

初心者がつまずきやすいポイントです

輸出を始めたばかりの販売店にありがちなのが、入札や仕入れの段階で陸送費を計算に入れていないケースです。落札価格だけを見て仕入れを決め、あとから陸送費と海上運賃を足して初めて「思ったより利益が薄い」と気づく。このパターンは驚くほど多いです。

対策はシンプルで、仕入れ検討の時点で「陸送費の概算」を距離帯ごとに決めておくことです。同一県内なら2万円、300〜500kmなら5万円、1,000km級なら10万円というように、ざっくりした基準を持っておくだけで、入札の上限額を即座に判断できます。

この基準がないまま感覚で仕入れを続けると、台数が増えるほど利益率がぶれます。社内に複数の仕入れ担当がいる会社なら、この概算表を共有しておくだけで判断のばらつきが減ります。

同一港へまとめて出して単価を下げる

単価が積載効率で決まるなら、やることは決まっています。同じ輸出港へ出す車をまとめ、積載車1台分(4〜6台)に近づけることです。

1台ずつ都度依頼していた会社が、週1回まとめ出しに変えるだけで単価が下がるのはこの理由です。仕入れのタイミングをそろえる手間はありますが、効果は毎回出ます。

ただし、まとめるために在庫を寝かせすぎると本末転倒です。出荷を週1回にするなら、その週の締めの曜日を決めて、そこに仕入れと書類を合わせていく形にしてください。

混載便とデポ渡しの使い分け

納期に余裕がある車は混載便。デポが近ければデポ渡しを使う。急ぎの1台だけチャーターにする、という切り分けで全体のコストは下がります。

陸送の見積もりは相見積もりを取るのが基本ですが、金額だけ並べても意味がありません。確認すべきは次の4点です。

  • 引き渡し場所(ゲート前か、ヤード内の指定区画か)
  • 保険の内容と補償の上限
  • 集荷可能日と到着予定日の幅
  • 不動車・大型車の割増と、待機が出た場合の扱い

保険の補償上限は、実務でいちばん揉めやすいポイントです。陸送中に付いた小さな傷やへこみが業者の保険の免責範囲に入ってしまい、実質どちらも負担しないまま話が止まるケースがあります。

輸出前提の車は現状のまま買い取られることが多いので、傷1つで交渉が長引くこともあります。見積もりを取る段階で、補償の上限額と免責の条件まで聞いておくと、後のトラブルが減ります。積み込み前の写真を残す社内ルールも、あわせて作っておいてください。

長期在庫車は陸送費を払っても出したほうが得か

国内で売れ残っている車を、陸送費を払って港まで出す。これを損だと感じる方は多いです。

ただ、在庫が1台占めている間の資金と場所を考えると、話が変わります。値を下げても動かない車が、海外では普通に売れる車格というのはよくあります。十年落ち・過走行が値になる条件は、低年式・過走行が海外で値になる条件にまとめています。

判断の基準はシンプルで、海外での販売見込み額から陸送費と海上運賃を引いて、国内の下取り水準を上回るかどうか。上回るなら、在庫回転率のためにも早く出したほうが得です。

1台あたりの粗利と資金が寝る期間を同じ尺度で並べ直したい方は、販売・業販・輸出の収益構造の比較も参考になります。自社のどのルートに在庫を流すかの判断材料になります。

自社の在庫が海外でどのくらいで動きそうか、そこから陸送費を引いても残るのか。ここは一度、外の目で見てもらったほうが早いです。掲載をご希望の販売店はもちろん、判断に迷っている段階でのお問い合わせも歓迎しています。

中古車輸出の無料相談|UCARWORLD BIZ

最後に、陸送費について現場からよく聞かれる質問をまとめておきます。

よくある質問

港までの陸送費はいくらが目安?

距離で決まります。同一県内から隣県なら1万円台〜3万円台、300〜500kmの中距離で3万〜7万円台、1,000km級で8万〜15万円前後が目安です。大型SUVや商用車は1.2〜1.5倍を見ておいてください。なお、港ヤードへの搬入に伴う保管料や待機は陸送費とは別に発生します。

陸送費は誰が負担する?

国内の売買なら購入者が負担するのが基本です。輸出の場合は貿易条件の取り決め次第になりますが、船積み前の国内費用は売主側の原価に乗る形が多くなります。どちらにしても、見積書で車両代と国内陸送費を分けて出しておけば、あとの精算で揉めません。

車検切れでも港まで運べる?

積載車なら運べます。ただし不動車や車検切れは1.2〜3倍の割増になり、車両の状態によっては積載車の種類も限られます。仮ナンバーを取って自走させる手もありますが、長距離では人件費と高速道路料金で差が縮まります。ヤード側が自走不可車の受け入れに条件を付けている場合もあるので、先に確認してください。

陸送は何日かかる?

近距離で当日〜2日、中距離で2〜4日、1,000km級で4〜7日が目安です。海上を挟むと2〜3日上乗せ、繁忙期はさらに2〜3日延びます。長距離は中継ヤードでの積み替え待ちも入るので、船積み日から逆算して早めに枠を押さえるのが現実的です。

陸送費を安くする一番の方法は?

納期に余裕を持たせて混載便に乗せることです。加えて、デポ渡しを使う、同じ輸出港へ出す車をまとめる。この3つで単価は下がります。逆に、日時指定とチャーター便がいちばん高くつきます。急ぎの手配を減らすこと自体がコスト削減になります。

UCARWORLDが選ばれる理由

陸送費は1台ごとに見ると数万円の話です。ところが年間100台、200台と動かすと、港からの距離の選び方だけで利益がまるごと変わってきます。この計算を毎回やるのは、しんどい作業です。

私自身、以前は自分で中古車輸出の会社(カーペイディーエム)を立ち上げ、豊田通商グループへM&Aするまでを経験しました。その前後で1,000社以上の販売店の輸出を見てきましたが、陸送費と海上運賃を含めた総額で車を見られている会社は、思ったより少ないです。

UCARWORLDは、世界100か国以上のバイヤーが日本の在庫を直接見にくるマーケットプレイスです。売れる相手が先に決まれば、どの港へ運ぶかを決めてから陸送を手配できます。順番が逆になるだけで、無駄な横持ちと待機が減ります。

商用車・トラック・建機にも対応しています。全高2m超の車両は陸送そのものが難しくなりますが、そこにお金をかけてでも出す価値がある車格かどうかは、需要国の相場を見れば判断できます。国内で長く動かなかった在庫の出口としても使ってください。

海外販売を考えている方は、気軽にご相談ください。掲載をご希望の販売店からのお問い合わせもお待ちしています。手元の在庫車両が海外でいくらで売れそうか、輸出可能性の診断のお問い合わせもお受けしています。