💡 この記事でわかること

  • 海外に売る3ルートの手間・日数・手残りの違い
  • 輸出抹消登録から船積みまでの手続きの流れ
  • 売値から2〜3割消える費用の内訳とFOB・CIFの差
  • 海外で強い車種と伸びにくい車種の判断基準
  • 国別の年式制限・ハンドル規制・色や装備の好み

「この車、海外に売れば高く売れるんじゃないの?」

お客さんからそう言われて、返事に詰まったことはないでしょうか。あるいは自社の長期在庫を眺めながら、同じことを考えたことがあるかもしれません。

結論から書きます。車を海外に売ることはできます。国内の買取相場では二桁万円すら付かない車でも、仕向地が合えば普通に買い手がつきます。ただし「売れる」と「儲かる」は別物です。同じ1台でも、売り方を1つ間違えると手残りが十数万円ぶん変わります。この記事では、車を海外に売るときのルート・手続き・コスト・国別の条件を、販売店の立場から順番に整理していきます。

車は海外に売れます。ただし方法で手残りが変わります

国内で値が付かない車が海外で動く理由

日本の中古車が海外で買われる理由は、精神論ではなく制度の話です。日本には車検制度があり、定期的に整備を通さないと乗り続けられません。つまり日本を走っている車は、その分だけ手が入っている。加えて舗装路が多く、塩害の程度も地域でだいたい読める。この「素性が読める」という点が、現地のバイヤーにとっての安心材料になります。

もう一つは、部品の流通です。日本車は世界中で走っているので、現地に部品と修理できる工場が揃っています。壊れても直せる、直す金額が読める。だから過走行でも低年式でも、値段が付きます。国内で「10万km超えたら終わり」という感覚で査定していると、この差はまったく見えません。

「じゃあなんで国内では値が付かないの?」と思いますよね。国内の相場は、国内で乗る人の好みと制度でできています。海外の相場は、現地の道路事情と修理環境と税制でできている。ものさしが別なので、答えが違うだけです。

売り方は3つ。差が出るのは売値じゃなく手残りです

中古車輸出のルートは、大きく3つです。海外バイヤーに直接売る、オークション代行を使う、海外販路を持つ業者に売る。売値だけを並べると直販がいちばん高く見えます。ところが手数料、船代、代金回収の手間、そして売れなかったときの保管コストまで含めると、順位はよく入れ替わります。

市場そのものは縮んでいません。日本中古車輸出業協同組合(JUMVEA)が2026年1月に公表した2025年の中古車輸出台数(車両価格20万円以上)は、前年比9.1%増の170万8,604台で、3年連続の過去最高でした。アフリカや中東で日本車の引き合いが強く、海上輸送が安定したことも効いた年です。国内の新車販売が伸びない年でも、輸出向けの需要は途切れていない、ということです。

ここで見るべきなのは台数の大きさではなく、「自社の在庫の出口が国内だけなのか、もう1本あるのか」です。出口が2本ある会社は、仕入れの判断そのものが変わります。

海外販売を考え始めた段階でも構いません。自社の在庫がどう見えるのか、気軽に相談してください。

海外に売る3つのルート、それぞれの現実

海外バイヤーに直接売る

いちばん売値が高くなるのはこのルートです。中間業者が入らないので当然そうなります。問題は代金回収です。全額前払いで着金してから船積みするなら安全ですが、相手は「先に船積み証券を見せてくれ」と言ってきます。ここで折れて船に載せると、残金が入らないまま車が海の上、という状態になります。信用状(L/C)を使う手もありますが、1台や2台の取引では銀行手数料が重くて割に合いません。

もう一つ、届いた後のクレーム対応も自分で受けることになります。「写真と違う」「エンジンから音がする」。時差のある相手と、英語のやり取りで、証拠のない話を延々される。ここで値引き交渉に持ち込まれると、直販の売値の高さは簡単に消えます。

オークション代行を使う

海外のバイヤーが日本のオークション会場から買うときに使う仕組みを、逆に自社の出口として使う形です。会場に出せば買い手は探さなくていい。ただし出品料、成約料、陸送費、そして代行側の手数料が段階的に乗ります。手数料が二重三重になる構造だと理解しておいてください。落札されなければ再出品で費用がさらに積み上がりますし、そのあいだ在庫日数は伸び続けます。

海外販路を持つ業者に売る

国内で完結する形です。売値は直販より下がりますが、輸出抹消登録も通関手続きも船積みも先方がやる。代金は国内で円で受け取れるので、為替も回収リスクも背負いません。台数が少ないうち、あるいは輸出の経験がないうちは、これがいちばん計算しやすい選択になります。

「安く買い叩かれるんじゃないの?」という心配は当然あります。だから比べる相手を1社に絞らないこと。そして次の表のように、売値だけでなく手間と日数まで横に並べて見ることです。

比較表:手間・日数・手残り・リスク

ルート手間現金化までの日数売値手残りの読みやすさ主なリスク
海外バイヤー直販大きい長い高い読みにくい代金未回収・着後クレーム
オークション代行中中中やや読みにくい手数料の積み上がり・不成約
海外販路を持つ業者小さい短い中〜やや低読みやすい業者選定を外すと安値になる

月に1台か2台なら、迷わず右下のルートから始めるのが現実的です。台数が増えて社内に輸出の担当が置けるようになってから、上のルートを混ぜていく。この順番を飛ばした会社が、だいたい最初の1年でつまずきます。

個人・自社で輸出するとき、実際にやることの全部

輸出抹消登録

国内のナンバーを外す手続きです。運輸支局で輸出抹消仮登録を行い、証明書の交付を受けます。所有権が自社に移っていない、ローンの残債で所有者名義が信販会社のまま、というケースはここで止まります。名義の整理を先に片付けておかないと、船のスケジュールに間に合いません。

買い取りの現場で「あとで書類は送ってもらえるので大丈夫」と流してしまう。これがのちに一番効いてきます。船の予約は日付が決まっているので、書類が1週間遅れれば、そのまま次の便まで待ちです。

通関手続きと必要書類

輸出申告には、車両の内容を示す書類が必要です。インボイス、パッキングリスト、輸出抹消登録証明書などを揃えて申告します。ここで多いのが記載の食い違いです。車台番号の1文字違い、走行距離の記載漏れ、金額と契約内容の不一致。書類の不備1つで船に載らず、次の船まで1週間待ち、というのは珍しくありません。

1台目は必ず時間がかかると思っておいてください。逆に言えば、2台目からは同じ様式の使い回しが効きます。最初の1台で社内の書式を固めるつもりで取り組むと、あとが楽になります。

船の手配と保税地域での保管

仕向地までの航路とスケジュールを押さえます。車を専用船に載せる方法と、コンテナに詰める方法があり、台数と行き先で使い分けます。港に入れた車は保税地域で船を待つことになり、待ちが長引けば保管料が発生します。船が月に何便あるかは航路次第で、便が少ない地域だと1本落とすと半月遅れます。

この「半月」が、年式制限のある国では致命傷になります。年をまたいだ瞬間に現地で登録できなくなる車があるからです。年末の船積みは特に注意が必要で、詳しくは年末に価値が暴落する在庫の見分け方をまとめた記事で整理しています。

外航貨物海上保険

海上でのリスクは自分では止められません。荒天による損傷、荷崩れ、最悪は船ごとの事故。外航貨物海上保険を掛けずに出すのは、車両保険なしで在庫を置いておくのと同じ発想です。保険料は車両価格に対して決まるので、1台あたりの負担としては大きくありません。掛けずに助かった会社の話は聞きますが、掛けずに沈めた会社の話は、もう業界に戻ってきません。

初心者がつまずきやすいポイントです

書類と船は経験で片付きます。ところが代金回収と現地でのクレームは、経験しても消えません。相手の国の商習慣と、相手の会社の資金繰りの話だからです。輸出を始めたばかりの会社が真っ先に直販へ飛び込むのは、順番として無理があります。

1台あたりのコスト、分解して見せます

費用の内訳をどう積むか

売値の話しかしない見積もりは、判断材料になりません。積むべき項目はこれだけあります。

  • 自社から港までの陸送費
  • 輸出抹消登録の手続き費用
  • 通関手数料・書類作成費
  • 港での保管料(待ちが出た分)
  • 船代(航路と車格で変わる)
  • 外航貨物海上保険料
  • 仕向地での荷揚げ費用・現地諸費用(契約条件によっては相手負担)
  • 送金にかかる手数料

仮に売値30万円の車で、港までの陸送に2万円、抹消と通関で2万円、船代に6万円、保険と送金で1万円かかったとします。それだけで19万円しか残りません。数字は説明のために置いた仮の例で、実際の単価は車格・航路・時期で動きます。ただ「売値から2〜3割は経費で消える」という感覚は持っておいてください。

そして忘れられがちなのが人件費です。書類作成と港とのやり取りで社員が2日動けば、それも原価です。1台の粗利が5万円の商売で、2日ぶんの人件費が乗る。ここを数えていないと、「輸出は儲かる」という感触だけが残って、決算で合いません。

FOBとCIFで何が変わるか

見積もりを出すときの条件です。FOBは船に積むまでが売り手負担、そこから先は買い手負担。CIFは運賃と保険まで売り手が持ちます。同じ車をFOBで20万円、CIFで28万円と提示したとき、金額だけ見れば後者が高い。中身は同じです。ここを揃えずにバイヤーの提示額を比べると、安い方を高いと勘違いします。

複数のバイヤーから提示をもらったら、必ず同じ条件に直してから並べる。エクセルに「FOB換算」の列を1本作るだけで、判断の精度が上がります。

為替が効いてきます

外貨建てで契約して、船積みまで数週間空くとします。その間に円高へ振れれば、円に戻した金額は減ります。1台あたり数千円の差でも、月に20台出せば無視できません。逆に振れれば得をするわけですが、それは相場を張っているのと同じです。為替を読みにくい会社が円建てで受け取れる先に売る、というのは十分に合理的な判断だと思います。

業者に売った方が手残りが多いケース

直販の売値が業者提示より5万円高い。でも書類と船の手配に社員が2日動き、代金回収が1か月遅れ、着後にクレームで2万円引かれた。この時点で勝っていません。売値の高さではなく、経費と時間と回収リスクを引いた後の金額で比べてください。

資金が1か月寝るということは、その1か月ぶん次の仕入れができないということです。在庫回転率で商売をしている会社なら、ここは金額に換算して考える価値があります。

海外で強い車、弱い車。プロはここを見ています

ここからは車種の話です。国内の相場観をいったん横に置いて読んでください。

未舗装路が主要道の国では最低地上高200mm前後が実用の分かれ目になる

悪路に強い4WD・SUV

未舗装路が生活道路になっている国では、車高と足回りの丈夫さが最優先です。ランドクルーザーが長年にわたって人気車種の筆頭にいるのは、この条件にきれいに当てはまるからです。同じSUVでも、街乗り前提の設計で最低地上高が低いものは評価が落ちます。ディーゼルのタフさを評価する地域も多く、燃料事情で答えが変わります。

商用車・トラック・軽トラ

人と物を積める車は、需要が景気に左右されにくいです。ハイエースは乗合にも配送にも使われ、どこの国でも引き合いがあります。小型トラックや軽トラック、さらに建機やフォークリフトまで、一般の買取記事が触れない領域にこそ強い需要が残っています。乗用車の相場だけ見て「価値なし」と判断していた車が、商用としては現役、というのはよくある話です。

ただし商用車は、国によって求められる仕様がかなり違います。座席の数、ディーゼルかガソリンか、屋根の高さ。このあたりの読み方はアフリカ向け商用車の需要と収益性を比較した記事で車種ごとに掘っています。

国内専売モデルの強さ

日本国内向けにしか売られていない車は、海外では手に入りません。アルファードのような大型ミニバンは、送迎や役員車として使われる地域があります。装備が国内仕様のまま残っているほど価値が出ることもあり、ここは国内の値付けと感覚がずれる部分です。国内では「距離が出た多人数乗り」でも、現地では「他で買えない車」になります。

ハイブリッド・EVが伸びにくい理由

伸びにくい車の共通点は、現地で直せないことです。ハイブリッドや電気自動車は、故障診断に専用機器が必要で、駆動用バッテリーの交換費用が読めません。充電インフラがない国では、そもそも使い方が成立しない。軽自動車も、規格そのものが日本の制度に紐づいているので、登録できない国があります。

  • 強い:4WD・SUV、商用車、トラック、大排気量、国内専売モデル、装備が多い個体
  • 弱い:構造が複雑な車、ハイブリッドやEV、軽自動車、現地に部品が流れていない車種

もっとも、ここも国次第で例外があります。都市部の燃料代が高い国では、ハイブリッドを歓迎する層が出てきています。「弱い」は「絶対に売れない」ではなく、「買い手が限られるので値付けを慎重に」という意味で読んでください。

過走行は不利ではありません

国内査定の「10万kmで一段落ちる」という基準は、海外にはありません。20万km走っていても、直しながら30万kmまで使う前提で買われます。「高走行=売れない」という国内の固定観念は、いったん捨ててください。ただし年式は別軸です。年式制限のある国では、走行距離が少なくても古すぎて入らないことがある。走行距離と年式は分けて考えてください。

国が変わると答えが変わります。国別の条件と好み

年式制限・ハンドル規制の壁は甘く見ないでください

輸出規制は国ごとにバラバラです。アメリカの、製造から25年経った車でないと通常は入れられないという決まりは有名ですが、逆に「古すぎる車は入れない」という年式制限を敷いている国のほうが多数派です。ケニアのように製造年から何年以内という線を引く国もあり、ニュージーランドのように排出ガスや安全基準の適合を細かく見る国もあります。

見るべき条件内容実務での影響
年式制限何年以内、または何年以上対象外の個体は仕入れ自体が無駄になる
ハンドル右ハンドル可否不可の国は日本車の大半が対象外
排ガス・安全基準適合証明や検査の要否現地検査で落ちると再輸出や廃棄
事前検査船積み前検査の指定検査機関の予約分だけ日数が伸びる
関税・課税方式車両価格や排気量による差現地の売値が変わり、買い取り額に跳ね返る

具体的な年数や検査の要件は、予告なく変わります。だから記事の数字を暗記するのではなく、仕入れの前に一次情報を見る癖をつけてください。各国の輸入制度の概要はJETROの国・地域別情報でも調べられますし、起算日の数え方や仕入れ期限の逆算は年式規制と仕入れ期限の計算方法を整理した記事で手順まで書いています。ケニア向けで検査に落ちる原因を知りたい場合はケニアの8年規制とKEBS検査の記事が近いです。

また、製造年と初度登録年のどちらを見るかで結論が変わる国があります。ここを勘違いすると、書類上は問題なくても現地で通りません。判断に迷ったら製造年・初度登録年・船積日の違いを解説した記事を先に読んでおくと安全です。

茶谷's POINT
海外向けの可能性がある車は、入庫した時点で車台番号やコーションプレート、下回り、装備が分かる写真まで残しておくと後が楽です。海外から査定を取ろうとしたとき、年式や仕様を確認するために「もう一度車を見に行く」となると、それだけで判断が遅れます。国内販売では使わない情報でも、海外では値付けの材料になることがあります。

右ハンドルが入らない国

右ハンドル車の登録を認めていない国は実際にあります。ヨーロッパ大陸や中南米、東南アジアの一部がそうです。左側通行かどうかで大まかに見当はつきますが、規制は変わります。「隣の国に出せたから大丈夫」で船積みして、現地で登録できず立ち往生する、というのは避けたい失敗です。車は港にあるのに登録できない。この状態がいちばん金を食います。

ボディカラーと装備の好み、ここで差が出ます

ここは慣れないと読めません。日射の強い地域では白やシルバーが好まれ、黒は熱がこもるので値が伸びにくい傾向があります。逆に役員車や送迎車として使われる地域では黒が強い。ミッションも、渋滞の激しい都市部はオートマの引きが強く、燃料代と修理費を気にする地域はマニュアルが評価されます。排気量は税金の仕組み次第で、大排気量が課税で不利になる国もあります。同じ車が、隣の国では半値、ということが普通に起きます。

これ、意外と知らない方が多くて、国内の人気色で仕入れてしまう。白のワンボックスが即決で売れる国に、黒の同型を送っても値が出ない。色と装備は「その国の好み」で決まると覚えておいてください。

仕向地を1つに絞ると危険です

規制は予告なく変わります。年式制限が1年厳しくなった、事前検査が義務になった、通貨不足で外貨の送金が止まった。それだけで、その国向けの在庫がまとめて動かなくなります。海外販路を1本しか持っていない会社は、この瞬間に在庫を抱えます。

仕向地を複数持っておくこと、これが在庫リスクのいちばん現実的な分散策です。輸入が長く止まっていた国が動き出すこともあります。たとえば再開後のスリランカは、以前と同じ市場ではありませんでした。動き出した市場に飛び込む前の確認手順はスリランカの新関税と規制をまとめた記事に整理しています。

主な仕向地12か国、条件と好みを国ごとに

ここまでは考え方の話でした。ここからは国ごとの具体的な条件です。年式をどう数えるか、右ハンドルが通るか、どんな車に値が付くか、そして仕入れの段階で何を見落とすと痛いか。よく使われる仕向地から順に並べます。条件は政策で動くので、実際に出すときは必ず最新の状況を確認してください。

ケニア|製造から8年、例外なし

ケニアは製造年から8年以内という線を引いています。ここで大事なのは、基準が初度登録年ではなく製造年だという点です。そして例外がありません。8年を1日でも超えた車は、現地に着いても通関を通りません。積んでしまってから気づくと、運賃を払ったうえで行き場のない車を抱えることになります。

仕入れの段階でいちばん危ないのが、この製造年の確認です。車検証に書いてあるのは初度登録年で、製造年は載っていません。国産車なら初度登録の数か月前が製造年になることが多く、年末に登録された車は前年製造ということもあります。初度登録年で8年を計算していると、実際にはすでに期限を過ぎていた、という事故が起きます。

もう一つ、船積み前検査があります。日本を出る前に検査機関の確認を受ける必要があり、ここで落ちると積めません。損傷や修復の履歴は細かく見られるので、修復歴のある車を安く仕入れて利ざやを取る、という考え方はケニア向けでは通りにくいと考えてください。

右ハンドルはそのまま使えます。ケニアは左側通行で、日本の在庫に手を入れる必要がありません。モンバサ港はケニア国内向けだけでなく、ウガンダ、南スーダン、ルワンダ、ブルンジ北部、コンゴ民主共和国東部へ向かう北部回廊の玄関口でもあります。つまりケニア向けに積んだ車が、そのまま内陸国へ流れていく経路が確立しています。

まとめると、ケニアは条件が厳しいぶん、条件さえ満たせば経路が太い市場です。8年という枠を仕入れの時点で正確に守れるかどうかが、そのまま勝ち負けになります。港の使い分けはモンバサ港とダルエスサラーム港の比較で整理しています。

タンザニア|年式の枠がゆるい受け皿

タンザニアには厳しい年式規制がありません。これはケニアと正反対の性格で、実務上は大きな意味を持ちます。ケニアの8年に間に合わなかった車、国内のオークションで値が付かなかった古い車の受け皿として機能するからです。

ダルエスサラーム港はザンビア、マラウイ、コンゴ民主共和国、ブルンジ、ルワンダ、ジンバブエへ向かう中央回廊の入口です。周辺国も右ハンドル圏なので、タンザニア向けに出した車が国境を越えてそのまま走ることになります。ここも日本の在庫に手を入れる必要がありません。

ただし枠がゆるいということは、安い玉が世界中から集まるということでもあります。年式で勝負できない以上、価格の競争になります。ケニア向けのつもりで仕入れた車をタンザニアに振り替えると、年式の条件はクリアできても、売値が想定より下がることがあります。振り替えは出口としては有効ですが、手残りは最初から低く見積もっておいてください。

内陸国へ流れる分、陸送の距離と日数が乗ります。港から先の運賃は仕向地によって変わるので、最終的にどこで売るのかを確認してから値付けしてください。

ウガンダ|15年以内と、年式に連動する税

ウガンダは15年以内が目安です。ケニアの8年より枠が広いので、国内で年式が進んだ車の行き先として検討できます。ただし年式に応じた課税がかかります。古い車ほど税が重くなる仕組みなので、年式が緩いからといって古い車を無条件に送ると、税で手残りが消えます。

判断の順序としては、まず現地での売値を調べ、そこから税と運賃と陸送費を引いて、残った金額が仕入れ値を上回るかを見ます。年式の上限ギリギリの車は、枠に入っていても税の負担が大きいので、上限の手前で止めたほうが結果的に残ることがあります。

内陸国なので、モンバサ港で陸揚げしてから陸送になります。北部回廊を使う経路で、ケニア向けの船に乗せてから内陸へ運ぶ形です。右ハンドルはそのまま使えます。

ケニアの8年に乗り遅れた車両でも、ウガンダなら十分に戦えるケースがあります。年式の期限が迫っている在庫を持っているなら、捨てる前にこちらの枠で計算し直してみてください。

南アフリカ|左ハンドルは原則入らない

南アフリカは、国内に自動車産業を抱えているという点で、他のアフリカ諸国と性格が違います。自国の産業を守るため、中古車の輸入規制がアフリカの中でも特に厳しい国のひとつです。左ハンドル車は原則として輸入禁止になっています。

南アフリカは左側通行なので、日本の右ハンドルは通行区分としては合っています。しかし産業保護の観点から枠そのものが狭いので、「右ハンドルだから大丈夫」という読み方は危険です。条件に合うかどうか以前に、そもそも入れる枠があるかを確認してください。

ザンビア、ジンバブエ、タンザニア、モザンビークと同じ、アフリカ南部・東部の右ハンドル圏に属します。南アフリカそのものが難しくても、周辺国へ出す経路は別にあります。仕向地を国単位で決め打ちせず、圏として見ておくと選択肢が増えます。

アフリカ全体で日本製ディーゼル車が選ばれ続けている理由と、現地での使われ方はアフリカ向け中古ディーゼル車の輸出ガイドにまとめています。

バングラデシュ|製造年から5年、そして船積み前検査

バングラデシュは製造年を基準に5年以内です。ケニアの8年よりさらに短く、これは中古車輸出の中ではかなり厳しい部類に入ります。5年という枠は、国内のオークションに出てくる玉の中では新しい部類で、仕入れ値がそのぶん上がります。

ここで効いてくるのが、仕入れ値と現地売値のバランスです。年式が新しい車は日本国内でも値が付くので、海外に出す意味が薄れることがあります。国内で売ったほうが手残りが多い、という結論になる場合もあるので、出す前に両方を並べて比べてください。

こちらも船積み前検査があります。製造年から5年という短い枠と、検査で落ちるリスクが重なるので、仕込みから船積みまでの日数を詰める必要があります。オークションで落として、輸出抹消の書類を揃えて、船を押さえて、検査を受ける。この間に期限が来てしまわないよう、逆算して動いてください。

年式の数え方が初度登録か製造年かで、使える在庫がまったく変わります。期限の計算方法と、船の遅延を織り込んだ安全な仕入れ期限の出し方は中古車輸出の年式制限と期限の計算で扱っています。

スリランカ|政策の変更が大きい市場

スリランカは輸入政策の変更が大きい市場です。年式制限と関税の条件が動きやすく、仕入れた時点の条件が船積みの時点では変わっている、ということが起こります。他の国より、情報の鮮度が直接損益に効く市場だと考えてください。

左側通行で右ハンドルはそのまま使えます。動きがあるのは低価格帯の実用車で、特に軽バンや小型商用です。排気量の小さい車に対する税の扱いが、国内での売れ筋とは違う形で効いてくるので、車種を決める前に条件を確認してください。

船積み前検査もあります。政策が動く市場で検査もある、という組み合わせは、在庫を長く持つほどリスクが上がる構造です。スリランカ向けは、まとめ買いして順次出すより、条件を確認してから必要な分だけ動かすほうが安全です。

市場が開いたタイミングでは一気に動きますが、閉じるときも早い。この波の大きさが、スリランカ向けのいちばんの特徴です。

パキスタン|年式と排気量で区分される

パキスタンは年式規制に加えて、排気量による区分があります。同じ年式の車でも、排気量が変われば扱いが変わります。年式だけを見て仕入れると、排気量の区分で引っかかることがあるので、両方を確認してください。

価格重視の市場で、乗り合い用途への適性が見られます。何人乗せられるか、荷物をどれだけ積めるか、燃費はどうか。日本国内での評価軸とは違う見方をされるので、国内で人気のない車が現地では評価されることもあります。

軽バンや軽乗用に一定の需要があります。ただし軽自動車は国によって扱いが大きく分かれるカテゴリーで、主役の国もあればほとんど動かない国もあります。台数と平均単価を国別に見ないと、感覚で判断すると外します。

どの国でどれだけ動いていて、1台あたりいくらで売れているかは軽自動車の輸出先|国別台数・平均単価と仕向地の選び方で数字を出しています。感覚ではなく構成比で見ると、仕向地の選び方が変わります。

ミャンマー|2018年から右ハンドルが入らない

ミャンマーは2018年から右ハンドルの中古車輸入が禁止されています。これは覚えておく価値のある例です。左側通行の国だから右ハンドルが通る、という思い込みが通用しない場合があると分かるからです。

通行区分とハンドル規制は、本来は別の話です。通行区分は道路の運用で、ハンドル規制は輸入政策です。多くの国では両者が一致しますが、ミャンマーのように政策側で右ハンドルを締める国があります。仕向地を決めるときは、この2つを別々に確認してください。

逆のパターンもあります。右側通行の国でも、中古車の流通では右ハンドルが受け入れられてきた地域があります。地図上の通行区分だけで判断すると、入れる市場を見落とすことになります。

仕入れの前に、その国が右ハンドルを受け入れるかどうかを、通行区分とは別に調べる。この一手間で、船積み直前に止まる事故を防げます。

モンゴル|古いほど関税が上がる累進課税

モンゴルは年式が古くなるほど関税が高くなる累進課税方式です。年式の上限で一刀両断に切るのではなく、古くなるほど税で不利になっていく形なので、他の国とは判断の仕方が変わります。

上限がないということは、理屈の上ではどんなに古い車でも出せるということです。しかし税が積み上がっていくので、どこかで採算が合わなくなります。その分かれ目は現地の売値次第なので、年式ごとに税額を出して、売値から引いていく計算が必要になります。

気候と路面の条件から4WDが必須級です。悪路と寒さに耐える車が求められるので、国内では人気の落ちた古い4WDが評価されることがあります。年式で切られる国から外れた在庫の出口として、検討する価値があります。

ケニアの8年に乗り遅れた車両でも、モンゴルなら十分に戦えるケースがあります。年式の期限が近づいたときに、どう振り替えるかの考え方は中古車輸出の最終船積み期限で扱っています。

ロシア|EVは禁輸、極東は右ハンドルの実用車

ロシア向けについては、日本の制裁措置で電気自動車が輸出禁止の対象品目に含まれました。禁輸の枠内にある以上、EVは扱えません。ここは条件の問題ではなく、出せるか出せないかの問題です。

一方で、ロシアの極東は右ハンドルの日本車が実用車として受け入れられてきた地域です。長年の流通の蓄積があり、整備や部品の面でも日本車が扱いやすい環境が残っています。扱える品目と扱えない品目を分けて考える必要があります。

制裁の対象品目は政策で動きます。昨日まで出せたものが今日は出せない、ということが起こり得る市場です。ロシア向けを検討するなら、仕入れの前に、その時点での対象品目を必ず確認してください。確認せずに仕込むと、在庫が動かせなくなります。

仕向地を1つに絞らない、という原則が最も効くのがこういう市場です。ロシア向けに特化した在庫構成にしていると、政策が変わった瞬間に逃げ場がなくなります。

チリ|国内は輸入禁止、イキケ保税特区が入口

チリは日本の中古車輸出統計で常に上位に出てきます。ところがチリ国内への中古車輸入は、原則として禁止されています。矛盾しているように見えますが、理由があります。

北部のイキケ保税特区が中継地として機能しているためです。ここに入った車は、チリ国内で消費されるのではなく、周辺国へ流れていきます。統計上は「チリ向け」として計上されますが、実際の消費地は別の国です。

この構造を知らないと、判断を誤ります。「チリは市場が大きいから、チリ国内の需要に合わせた車を仕入れよう」という考え方が成り立たないからです。見るべきなのは、イキケから先のどこへ流れているか、そこで何が求められているかです。

南米は、日本では下取り価格が低い年式の古い車両でも人気が出やすい傾向があります。仕組みと、イキケ経由で実際にどこへ流れているかはなぜチリは日本中古車の巨大市場なのかで詳しく扱っています。

アメリカ|25年ルール

アメリカには25年ルールがあります。製造から25年を超えた車は、現地の安全基準や排ガス基準への適合を問われずに輸入できます。他の国とは完全に逆で、古いほど入りやすい市場です。

この性格から、動いているのは実用車ではなく、趣味性の高い車です。25年を超えた軽トラックや旧型の軽クロカンが、私有地や農場の作業車として、あるいは趣味車として評価されています。日本国内では価値がほとんど付かない車に値段が付くことがあります。

確認するのは製造年月が25年を超えているかどうかの一点です。ここも初度登録年ではなく製造年が基準なので、月単位で見る必要があります。あと数か月で25年に届く車を、届く前に出してしまうと通りません。

逆に言えば、25年に届くタイミングを待つという戦略が成り立つ唯一の市場でもあります。年式が古いことが価値になるので、在庫として持ち続ける判断が合理的になる場合があります。

UAE・ドバイ|再輸出のハブとして見る

UAEは最終の消費地であると同時に、アフリカなどへ再輸出されるハブとして機能しています。ドバイに入った車がそこで終わるとは限らず、さらに別の国へ流れていきます。この二重構造が、UAE向けを読みにくくしています。

ハブであるがゆえに、ドバイで滞留が起きると影響が広がります。船が止まる、ヤードが埋まる、保管料がかさむ。そして滞留は、その先の仕向地と代金の回収にまで波及します。自分の車がドバイ止まりでなくても、無関係ではいられません。

海上輸送の状況が粗利を直接左右する市場でもあります。海上運賃と保管コストで、仕入れの時点で見込んでいた利益が消えることがあります。船の状況を見ながら、出すか、待つか、別の仕向地へ振るかを判断してください。

白やシルバーといった無彩色が扱いやすいなど、好まれる仕様にも傾向があります。航路の混乱が実際にどう効いてくるかは中東の海上輸送と中古車輸出への影響で扱っています。

12か国を並べて見ると、分かれ方は3つです

年式で切る国、税で調整する国、ハンドルや産業保護で枠そのものを絞る国。この3つに分かれます。ケニアとバングラデシュは年式で切る国、ウガンダとモンゴルは税で調整する国、ミャンマーと南アフリカは枠を絞る国です。

年式で切る国は、期限を過ぎた瞬間に価値がゼロになります。1日の差で通らなくなるので、仕入れの段階での管理がすべてです。税で調整する国は、古くても出せますが手残りが削れていきます。どこで採算が合わなくなるかを、売値から逆算して出す必要があります。枠を絞る国は、条件に合わなければそもそも土俵に乗りません。努力の方向が違うので、早めに見切ったほうが得です。

自分の在庫がどの型の国に向いているかで、仕向地の選び方が変わります。年式の新しい車を持っているなら年式で切る国が有利ですし、古い在庫を抱えているなら税で調整する国を探すことになります。そして、どの型の国を選ぶにしても、仕向地を1つに絞らないことが前提です。

ここまでの条件は、すべて動く可能性があります。規制も税も政策で変わりますし、海上輸送の状況も日々変わります。この記事に書いた内容は判断の枠組みとして使い、実際の数字は出す直前に確認してください。

輸出前に落とすと痛い、細かい注意点

車内に私物が残っていると止まります

申告した内容と、実際に積んである物が違う。これは通関で確実に問題になります。トランクに工具箱、シート下に書類、ラゲッジに前オーナーの荷物。悪意がなくても、申告外の積載物が出れば検査で開けられ、その船に間に合わなくなります。積み込み前に全部の収納を開けて空にする。担当者の気配りに任せず、手順として決めてしまうのが早いです。

洗車と清掃、やっておくと違います

現地のバイヤーは写真で買います。ホイールが汚れている、フロアマットに土が乗っている。それだけで「整備されていない個体」と見られて、値引き交渉の材料になります。土や植物の残りが検疫で引っかかる国もあります。数千円の清掃で提示額が変わるなら、やらない理由はありません。写真は明るい時間に、同じ枚数・同じアングルで撮る。これを社内ルールにするだけで、問い合わせの質が変わります。

現地で売れずに滞留する、という失敗

輸出できた、で終わりではありません。着いた先で買い手が付かず、ヤードに置かれたままになる。この間、保管料は毎日発生し、資金は戻ってきません。値下げして処理すれば赤字、置いておけばコストが積む。「船に載せられる車」と「現地で回る車」は別だという前提で、仕向地の需要を先に確認してから買い取る。順番が逆になると、こうなります。

取引相手の見極めも同じ話です。約束どおり払う相手かどうか。初めての相手との進め方はバイヤーの見極めと安全な取引手順の記事で、決済条件まで含めて書いています。

長期在庫車の出口として海外を使う

在庫日数で切り替える発想、実はここが大事です

国内で売れ残っている車を、いつまで国内で粘るか。ここを感覚で決めていると、在庫回転率がじりじり落ちます。60日で反応がなければ海外向けの査定を取る、90日で出口を決める。日数で機械的に切り替えるルールを作ってしまうほうが、社内の判断は速くなります。値引きして国内で捌くのと、海外に回すのとで、どちらが手残りが多いかを比べるだけです。

ルールがないと、担当者は「もう少し置けば売れる気がする」と言い続けます。その気がしているあいだ、金利と敷地と保険料は毎日出ていきます。

国内相場と海外相場のどちらを基準にするか

過走行の4WD、低年式の商用車、大型ミニバン。この手の車は、国内の買取相場を基準にすると値が付きません。最初から海外基準で見れば、まったく別の数字が出ることがあります。両方の相場を並べて、高いほうを出口にする。これができる会社は、仕入れの段階から強くなります。

下取り車の値付けが変わります

出口が2つある状態で査定すると、下取り額を上げられます。国内では引き取り手のない車に金額を出せるので、新車や上物の商談が決まりやすくなる。輸出は「余った在庫の処理」ではなく、フロントの商談を勝たせるための手札です。

自社の在庫のうち、どれが海外で動くのか。ここが判断できないと、この手札は使えません。UCARWORLDでは在庫車両の輸出可能性の診断も受け付けています。海外販売を検討している段階でも構いませんので、気軽に相談してください。掲載を希望される販売店さんも、まずはお問い合わせいただければ大丈夫です。輸出の全体像をもう一度おさらいしたい方は、中古車輸出ビジネス完全ガイドも一緒に見てもらえると理解が早いはずです。

よくある質問

車を海外に売るのに、個人でもできますか?

制度上はできます。輸出抹消登録をして、通関の申告をして、船を手配し、海上保険を掛ける。ここまでは個人でも進められます。壁になるのは前後です。現地の買い手を自分で見つけ、代金を確実に回収する部分。ここを外すと、車だけ出て行って入金がない状態になります。手続きの難しさより、取引相手の与信のほうが問題だと考えてください。

どんな車が海外で高く売れますか?

悪路に強い4WD、積載できる商用車やトラック、国内専売の大型車。この3系統は安定して引きがあります。逆にハイブリッドやEV、軽自動車、構造が複雑で現地整備が難しい車は伸びにくい。ただし正解は国ごとに違います。同じ車種でも、仕向地によって提示額が倍近く違うことがあります。

過走行・低年式でも値段はつきますか?

つきます。国内の「10万kmで終わり」という基準は海外にはありません。直しながら乗るのが前提なので、走行距離よりも修理のしやすさが見られます。ただし年式制限のある国では、古すぎると入りません。走行距離と年式は別の軸で判断してください。

手続きにはどれくらい日数がかかりますか?

名義と抹消の整理、通関、船積み、そして航海。段階ごとに時間がかかり、合計は仕向地の航路次第で大きく変わります。近い地域なら短く、便の少ない地域だと1本落とすだけで半月ずれます。日数の話は「資金がその期間寝る」という意味なので、在庫日数と同じ感覚で見ておくと読み違えません。

買取業者に売るのと、自分で海外に売るのとどちらが得ですか?

月に1〜2台なら、販路を持つ業者に売ったほうが手残りは安定します。手続きの人件費と回収リスクを負わずに済むからです。継続的に台数を出すなら話は変わります。ただしその場合も、バイヤー探しと代金回収を自社だけで抱えるより、販路の仕組みを使ったほうが計算が立ちます。

UCARWORLDが選ばれる理由

長期在庫が減らない、下取りで値段を出せない、海外に出せそうな車があるのに売り先がない。ここまで読み進めてきた社長は、たぶんそのどれかで詰まっているのだと思います。

便数の少ない航路は月2〜3便。1本落とせば入金が半月ずれる

私は中古車輸出の仕組みづくりを、トレードカービュー(現TCV)の立ち上げから関わってきました。その後は自分で中古車輸出の会社(カーペイディーエム)を創業し、豊田通商グループへのM&Aまで経験しています。書類で止まる、船で止まる、入金で止まる。販売店さんがつまずく順番を、机の上ではなく現場で見てきました。

UCARWORLDは、日本の販売店がそのまま世界へ売れるグローバル中古車マーケットプレイスです。世界100か国以上への販路があるので、仕向地を1つに絞らずに済みます。年式制限や規制でどこかの国が閉じても、別の国が受け皿になる。この分散が、在庫を抱えない一番の防御です。

乗用車だけではありません。商用車・トラック・建機まで対応しているので、国内の相場では引き取り手が見つからない車格こそ強みが出ます。長期在庫の出口として使っていただく形が、いちばん効果がはっきり出ます。

海外販売が初めての会社でも、加盟いただければ進め方から一緒に組み立てます。まずは自社の在庫が海外でどう見えるのか、そこを知るところから始めてみてください。お問い合わせフォームから、在庫車両の輸出可能性の診断もお申し込みいただけます。